メガミンクスについて

先日メガミンクスを98秒で揃えることができた。

 

メガミンクスというのは立体パズルの一種で、正五角形の面が12個貼りついた正十二面体の形状をしており、各面が回るというパズルだ。

 

今年の4月からメガミンクスの練習を継続していて、ほとんど毎日遊んでいた。始めた日は揃えるのに300秒ほどかかっていたが、ここ一週間は平均120秒を維持しており、その上振れで98秒で揃えることができたというわけだ。

 

ここ2か月、メガミンクスばかり向き合ってきた。今日はメガミンクスの魅力についてでも語るか・・・。

 

メガミンクスの魅力として最も大きいのはやはりその唯一性だろう。なんといっても、この世に5種類しかない正多面体のうちのひとつを具現化したオブジェクトである。正多面体のパズルは一通り存在し、代表的なものはそれぞれ

 

  • 正四面体:ピラミンクス
  • 正六面体:ルービックキューブ
  • 正八面体:オクタヘドロン
  • 正十二面体:メガミンクス
  • 正二十面体:アストロミンクス

 

と呼ばれている。この中で最もメジャーなのはルービックキューブだが、その次にメジャーなパズルとしてピラミンクスとメガミンクスが挙げられる。WCA公式種目にも数えられている、立体パズル界隈ではかなりメジャーなパズルといえる。メジャーな分、お値段もオクタヘドロンやアストロミンクスと比べたらリーズナブルである。

 

メガミンクスはインテリアとしても有用だ。遊べる実用的な正十二面体のオブジェクトなんてメガミンクスのほかにないだろう!もちろん十二色の配色も鮮やかで美しい。部屋に飾っておけば満足度が上がること間違いなし。揃えられる必要はない。

 

最後にメガミンクス特有の魅力として、「球体に近い」という項目を挙げたい。ルービックキューブを一通り遊んだ方には共感してもらえるかもしれないが、ルービックキューブはカクついているのである!人間は丸いものに美しさを感じるという話があるが、ルービックキューブとメガミンクスの差異でまさにそれを実感した。WCA公式種目に使われるパズルのなかでも一番球体に近いのはメガミンクスである。球体のパズルもあるにはあるが、実際揃えるとなると掴みにくく滑るので、揃える爽快感はそれほどではない。メガミンクスは手にフィットしてその上で揃える爽快感が味わえる、メジャーなパズルの中では唯一の特徴を持っているのだ。

 

とまあ思いつくままにメガミンクスについて語ってみたが、最後まで読んでくれたあなた、ぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。

 

(今日はメガミンクスブーストで1000文字書けた!)